ご依頼のきっかけ
豊中市にある築35年のご住宅にて、これまで一度もメンテナンスをしたことがないため、一度屋根を見ていただきたいとご相談をいただきました。
実際現場に伺うと、築35年ということもあり、かなり色落ちが激しく劣化が進んでおりました。大きな劣化部分は屋根の表面上だけでしたので、下地材はそのままに既存の屋根材の上から新たな屋根材を葺くカバー工法を行いました。また、今回使用した屋根材ですが「スーパーガルテクト」という金属屋根で、施主様からご近所の方がスーパーガルテクトの屋根にされていてかっこいいからというご要望をいただき、そちらの屋根材でカバー工法を行いました。
施工前
かなり色落ちがひどく、黒くくすんだ色に変色しておりました。
施工中
ルーフィング張り
今回かなり広いご住宅の施工になりましたが、まずはルーフィングを張ってまいります。ルーフィングは防水シートとも言われ、ご住宅内部に雨水が侵入することを防ぐ役割がございます。
屋根葺き
新たに「スーパーガルテクト」という屋根材を葺きました。こちらの屋根材は、耐用年数が約25年～30年という金属屋根の中でもトップクラスに長持ちする屋根材でございます。そのため、錆や雨水の侵入に強く、非常に軽量で耐震性にも優れているため自然災害などにもかなり強い屋根材でございます。
▷参考サイト：スーパーガルテクトとはどんな屋根材？特徴やメリット・デメリットを徹底解説
板金設置
屋根材を葺く際にどうしても繋ぎ目で隙間ができてしまいます。その隙間をそのまま放置しておくと雨水が侵入し、雨漏りを引き起こす原因になりますので、隙間を上からカバーする目的で板金を設置いたします。または、屋根材を一仮固定するという役割もございます。
▷参考サイト：屋根板金って何？雨漏りから屋根を守る屋根板金の種類や役割
完工
画像がすべて完工しているわけではございませんが、板金をの設置にて完工になります。機能性はもちろんのこと、施主様のご要望通り外観もかっこよく仕上げることができました。
担当者からのコメント
この度は「合同会社SWAG」にご依頼いただきまして、誠にありがとうございました。今回は、雨漏り等はなく、屋根の変色が原因でご相談をいただきまして屋根のカバー工法を行いましたが、近年金属屋根へのカバー工法が主流になってきております。そもそも、カバー工法とは既存の屋根材の上から新たな屋根材を葺きますので、軽量な屋根材でないと屋根の総重量が重たくなり、耐震性が低下いたします。そのため、軽量化が進んでいる金属屋根が人気になっております。また、カバー工法は下地材から全て一度撤去する葺き替え工事とは違い、新たな屋根材を葺くだけで工事が完工いたしますので、葺き替え工事に比べると費用も抑えて工事することが可能でございます。
▷参考サイト：屋根修理における屋根葺き替え工事の価格・費用相場について
▷参考サイト：屋根のカバー工法とは？特徴やメリットなどを徹底解説
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